【現役生に聞いてみた!シリーズ#1】オックスフォード大学での学生生活とは?

イギリス留学

イギリスの大学への正規入学・留学を考えている皆さんに、現役生の「生の声」をお届けする「どんな感じ?」シリーズ、第一弾は言わずと知れた名門・オックスフォード大学。今回はEconomics & management(経済・経営)を学んでいるRさんにお話を聞きました。

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どうしてオックスフォード大学?

もともと、発展途上国支援に興味があったRさん。大学受験の際、経済・経営の両方を学べる、そして一流の先生方のもとで学べるオックスフォード大学にチャレンジすることにしたそう。

経済・経営学部の特別レクチャーの様子

大学選びはどうやったの?

経営系の学部は、学問的な理論の勉強よりも実践的に学ぶコースが多い。しかし、「理論からしっかり学びたい!」という気持ちのもと、各大学のウェブサイトやThe Student Roomという情報サイトを駆使して、どんな内容が学べるのかを比べていったという。

大学のウェブサイトにはそれぞれの学部で学べる内容、選択授業のバリエーションなどが細かく書かれていることが多い。一言に「経営」学部、といっても学ぶ内容は大学によって大きく変わることがあるので注意が必要だ。

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オックスフォードで勉強するのって、どんな感じ??

授業はどのくらいあるの?

オックスフォード大学の授業は、大きく2種類に分かれている。

講義(レクチャー)・・・教授が大人数に向けて授業をする
チュートリアル・・・チューターと生徒数人でより深い学びあいをする

Rさんの経済・経営学部では、講義が週に4~6時間、チュートリアルが2時間(経済・経営それぞれ1時間)という構成のようだ。

先生と関わることができるのはチュートリアルの時間。講義の際に質問をする機会はあまりないそう。

課題はどれくらい出るの?

Rさんは、経済・経営それぞれのチュートリアルに事前課題が出るので、普段はそれをこなしている。課題の形式は、ワークシートを埋める・エッセイを書くなどが基本だそう。

「チュートリアルの課題を締め切りに間に合わせるのが大変!」とRさん。オックスフォードでは1学期が8週間で完結するため、課題が詰め込まれるのだそう。

「時間割の自由はある代わりに、締め切りの日付を中心にスケジュールを立てている感じかな」

ソーシャルライフはどんな感じ?

世界トップレベルのオックスフォード大学。勉強以外の面では、どんな生活をしているのだろうか?

友達はどうやって作ったの?

オックスフォード大学ではカレッジ制が取られており、生徒は皆30ほどのカレッジのどれかに所属して、そこで生活をする。このカレッジは学部に関係なく割り当てられている。

「カレッジの食堂で出会った人と一緒にご飯を食べて、仲良くなったパターンが多いかな」とRさん。カレッジ内にパブもあるから、友達とそこでおしゃべりすることもあるそう。多い時は週5でパブに通っていたらしい(笑)

あとは、近くのテスコ(イギリスのスーパー)に一緒に買い出しに行くのも友達作りの手段だそう。

大学近くの街並み

ぶっちゃけ、遊ぶ時間ある???

勉強大変そうだから、遊ぶ時間あるの…?という質問に、Rさん、

「課題を犠牲にすれば、めっちゃ遊べるよ(笑)」とのこと(笑)

また、締め切りに間に合えばいい、という考え方のもと、締め切り前日まで遊びまくって最終日にガッツリ勉強する人もいるそうだ。

反対に、最初に課題を頑張って終わらせて、空き時間でプチ旅行をしている人もいるみたいだ。

なんとも自由すぎる!!!!!!

街での生活はどんな感じ?

家の近くのテスコ(イギリスのスーパー)は行きつけだそう。2年生になるとカレッジから少し離れた場所に住んで自炊することになるので、買い出しに頻繁に行くようだ。

「住んでいるところの周りは個人商店が多いかなー。」とのこと。

空いた時間には、気分転換にテムズ川をランニングすることが多いそうだ。参加しているサッカークラブの活動をしたり、最近始めたというアルティメットフリスビーで遊んだりしているという。

明るいうちは、街の治安もそこまで悪くないそうだ。ただ、「夜は怖いから1人では歩かないかな」と言っていた。この辺りは、日本とそこまで変わらないのだろうか。

大学近くの様子

オックスフォード大学についてもっと教えて!!

大学の一番好きなところは??

「やっぱり、休みが長いことかな!!」とRさん。(笑)その分、短期集中での勉強になるが、それでも長く休みを取れるのは嬉しいという。

普段の生活で直面する社会問題などに対してしっかり自分の意見が持てた時、この大学に入って良かったなと感じる、とも語ってくれた。

大学のユニークなところって?

なんといっても、カレッジ制度はとてもユニークだ。学部を越えた仲間と共同生活を送ることで、強い繋がりが生まれるという。カレッジ内では大学院生も一緒に生活しているため、院生と距離が近くなることともカレッジ制ならではの特徴だそう。

また、オックスフォードだからこその有名人を招いた講演に参加できることも、この大学にいることで受けられる恩恵の1つであるのは間違いない。

Rさんから、留学を志すみんなへメッセージ

「とにかく、楽しいよ!」

「行ってみないと分からないことはたくさんあるから、まずはチャレンジしてみよう。大抵のことはどうにかなる!大丈夫!」とRさん。とってもポジティブなコメントをいただきました。

「海外では謙虚さなんていらない、という人がいるけれど、そんなことはない。謙虚さを持って自分に足りないことを冷静に分析することが大事。常に向上心を持って、自分に正直にあり続けて!」

Rさん、ありがとうございました!

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